みなさん こんばんわ♪
料理研究家の若です(^^)/
ビタミンB群の一種であるナイアシンが脳や精神に及ぼす影響は
絶大と言われており、別名『幸福の案内人』と呼ばれる
ハッピーホルモンセロトニンを分泌するために必要なビタミンで
アドレナリンの酸化によって起こりやすい幻覚や幻聴を抑える働きがあり、
精神疾患や情緒不安定、神経症や不眠といった多くの精神疾患に影響力を
持っているビタミンです( ゚Д゚)Wow
立証されているわけではないですが、カナダやアメリカでは
1960年代に『精神疾患は栄養の欠乏あらば起こる』と唱えた
エイブラハム・ホッファー博士は特にナイアシンを使った治療に熱心で、
2年以上の治療で『90%の患者が改善され、遅効性顔面麻痺を起こす患者も
1人もいない』と発表しています。実際に統合失調症患者では、
ナイアシンの副作用で、フラッシング(※下部参照)が
起きにくいことが知られています。
ナイアシンが発見されたのは1937年に、ペ二グラ(荒い皮膚)という
南米中心に流行った難病がナイアシン不足によって起こっていたことが
発見されました。ペ二グラは4Dといって
『Dermatitis:皮膚炎』
『Diarrhea:下痢』
『Dementia:認知症・精神神経障害』
『Death:死亡』
最初は荒れた肌から始まり、やがて精神錯乱状態になり
当時多くの患者が精神病棟に入院させられたそうです。
こうした心の健康だけではなく、変形関節性膝関節症600名を対象に
行ったアメリカの研究によると、ナイアシンアミドを3~4週間続けて
1日あたり900~4,000ミリグラム摂取すると、関節可動域が広がり
関節の痛みや炎症が軽減されたことが報告されています。
ナイアシンは体内で合成できるビタミンですが、
不足しやすいビタミンです。ナイアシンの合成には、必須アミノ酸の
ナイアシンの量も変わってしまうことになります。
トリプトファン60ミリグラムから、ナイアシンが1ミリグラムしか
ナイアシンを作ってしまうと、その分たんぱく質の働きが低下してしまいます。
三大栄養素の代謝も行い、体内で必要とされるエネルギーのうち、
60~70%やナイアシンを利用しているとも言われますので、
食事やサプリメントから十分な摂取を考えたいビタミンです。
【ナイアシンを含む食材】
・レバー
・肉
・小麦胚芽
・アボガド
・プルーン
・たらこ
・乳製品
・大豆製品
・カツオ
・マグロ
・カジキ
・サバ
・落花生
ただし、ナイアシンには副作用がありますので、まとめておきます。
ナイアシンには血流促進効果があるため、一度に大量に摂取すると
フラッシングという顔が紅潮したり、かゆみが出ることがあります。
一時的な副作用になりますが、その血行促進効果がメニエールや
偏頭痛の症状には効果的です。糖尿病や痛風の予備群の方は
ナイアシンの大量摂取は控えた方が良いと言われており
ナイアシンアミドであれば心配はないようです。
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不足がちでありながら、摂取過剰は控えたいナイアシンですが
うまく料理に取り入れたいですね!
我が家では、豚のスペアリブで摂取するようにしています♪