みなさん こんにちわ♪
料理研究家の若です(^^)/
包丁の価格は本当に千差万別ですよね( ゚Д゚)
1,000円で買えるものもあれば、数万円するものもあります。
この価格差はまず使用している素材の違いもありますが、
実は製造工程の違いによるところも大きいです。
安価な包丁なら工場で、ステンレスの板をプレスで打ち抜いて、それに
刃を付けただけでも包丁になります。はじめは切れますが、そのうちすぐに
切れなくなって、いくら研いでも元の切れ味には戻ることはありません・・・
では高い包丁はどうなのでしょうか?
丁寧に作られた一流の包丁は、膨大な工程の作業を、職人がひとつひとつ
手作りで行っています。使っている素材も、かけている手間も全く違います。
よって出来上がる包丁は次元の違うものになります。
また素材の面で見ると、ステンレスや鋼の良いとこ取りした
割り込み材があります。これは切れ味の良い鋼を芯材にして、その両面を
ステンレスで挟み込んだものです( ..)φメモメモ
これであれば切れ味と使いやすさを両立できます!!
芯材に使う材質は、鋼だけではなく、粉末鋼と言われる金属加工する工具に
使うような非常に硬度の高い鋼材を採用することもあります。
で、価格はどうなのかというと・・・
これらの鋼材はとても良く切れますが、加工が難しく手間も掛かることから
価格が高くなってしまうんです。
◇高嶋金物店◇藤十郎作 モリブデンバナジウム鋼本割込三徳庖丁170mm(TJ-100)
また鋼材だけではなくハンドルの部分に使う材質やそれを加工する手間など
高いには高いだけの理由があるんですね・・・