みなさん こんにちわ♪
料理研究家の若です(^^)/
日本人は世界的に見ても、最も太りやすい人種と言われています。
欧米の方と見比べると痩せ型が多いように見られますが、
実は遺伝子レベルでは太りやすいそうです。
アメリカのアリゾナ州に、ピマインディアンという民族が住んでいますが
そのピマインディアンの成人の90%が高度な肥満で、
50%は糖尿病と言われています。
実は日本人は、このピマインディアンに近い遺伝子を持っています。
ピマインディアンと日本人に共通する肥満遺伝子は、
食べ物がなかった氷河期の時代に、手に入れた貴重な糖質を、
次の飢餓に備え、脂肪として蓄えておくという特徴があり、
飢餓の時代を生き抜くにはとても役立ちました。
しかし、氷河期が終わり、食料が十分にある現代になってくると同時に
肥満の原因となってしまったのです。
この肥満遺伝子の1つに、β3アドレナリン受容体遺伝子というものがあり、
アドレナリンの刺激によって、脂肪を燃焼させることで、肥満を防ぐ効果がありますが
この遺伝子に変異があると、基礎代謝が200キロカロリー/日も減ることが
分かっています。
大した数字ではないと思いますが、1年間で10キロは平気で太る計算になります。
<計算式>
200Kcalx365日=73,000Kcal/年
体脂肪1キロを燃焼するのに必要なカロリーは7,000キロカロリー
73,000Kcal÷7,000Kcal=10.4Kg/年
そしてこの遺伝子変異を、日本人の3分の1が持っています。
この遺伝子検査では肥満の種類など様々なリスクを事前に知ることができます。
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この遺伝子に異常があると、内臓脂肪がつきやすく、糖尿病や
高血圧などの生活習慣病になりやすくなります。
女性で痩せていても、下腹がポッコリ出ている人は、内臓脂肪がついている可能性が
高いので、注意が必要です。
一方、皮下脂肪は、体重の増減や、見た目に影響がありますが、体に悪さをしません。
では、どうすれば良いのか?
明日以降の記事で迫っていきたいと思います。