みなさん おはようございます♪
料理研究家の若です(^^)/
ホウレン草や小松菜など青菜類に代表される緑の葉野菜の
人間は葉緑素によって生かされているといっても過言にはなりません。
地球上の生命の大部分が、緑で生存しています。
最大の動物とも言われるアフリカ象、バッファロー、キリンなども
その頑丈な体を、緑の野菜を摂ることで作り、生命を維持しています。
この植物の葉緑素と、人間の赤血球(ヘモグロビン)は、分子構造がとても
似ていて、実はその働きまでよく似ています。
葉緑素と人間の血液の化学構造式は、CとH、Oの配列が全く同じで、
核となる元素が、血液はFe、葉緑素はMgと異なることがその理由です。
そのためか、葉緑素は緑の血液と言われますが、少し驚いてしまうことが
人間の体内でも起こっています。
赤血球が、呼吸により体内に取り入れられた酸素を、全身に運搬する役割を
担っていますが、この赤血球は、人間が緑の野菜を食べることによって
体内に取り入れられた葉緑素を材料にして、作られています。
多くの動物たちが葉緑の植物を食べて生きているのも、
これで大いに納得できるのですが、緑の葉緑素から赤い血が生まれるという
生命の不思議さを感じさせますね。