みなさん こんばんわ♪
料理研究家の若です(^^)/
今日は、日本で患者数の増加が懸念されている【セリアック症候群】について。
聞いたことがある方もいらっしゃいますが、どんな疾患なんでしょう??
免疫反応が引き起こす自己免疫疾患の1つです。
セリアック病の方が、グルテンを含む食べ物を摂取すると、
人の消化酵素では分解できないグルテンが、分子量が大きいまま小腸内に
取り込まれてしまい、拒絶反応として免疫反応が起こり、
免疫系が小腸内の上皮組織を攻撃してしまい、炎症を起こしてしまいます。
それにより、栄養を取り込む役割をしている腸の絨毛の萎縮が起き、
水やミネラルの吸収障害を引き起こし、食べているのに栄養失調に
なってしまうのです。
もともとセリアック病が知られているアメリカやカナダでは、
近年の検査で、セリアックと断定できないものの、明らかに
グルテンに対して敏感な反応を示す【ノン・セリアック型】が注目されており
流通する小麦製品の多くが、グルテンをカットした【グルテンフリー】が
主流になりつつあります。グルテン過敏症は、米と小麦の流通量が逆転した
日本においても、今後患者数が増加するのではないかと懸念されている
病の1つになっています。