みなさん こんばんわ♪
料理研究家の若です♪
ビタミンB1(水溶性ビタミン)
炭水化物を主食として、糖質を多く摂る日本人にとって欠かすことができない
ビタミンです。ご飯などの糖質を含む食材を摂取すると糖代謝のプロセスを経て、
エネルギーに変わりますが、この時にビタミンB1がないと、
体へのエネルギー供給がスムーズにいかなくなります( ゚Д゚)!!
特に『大食いの臓器』と言われる脳は、糖質の消費量が多く、
ビタミンB1が不足すると、中枢神経・末梢神経障害になる場合や、
最悪の場合・・・心不全を起こすことが報告されています( ゚Д゚)コワいですね。
このように命に関わるビタミンでありながら、ビタミンB1は、体に蓄積することが
できません。糖質が多く、ビタミンB1が少ないような食事をしていると
体に乳酸がたまり、食べていても疲労感が溜まってしまいます。
とても心の健康と関係の深いビタミンなんですよ。
最近では偏食をする人や、一人暮らしの高齢者などに
脚気の症状がみられるようになってきているそうです。
・手足のしびれ
・全身の倦怠感
・血圧の低下
他にも、むくみや心臓肥大などの症状を伴います。
また慢性的なビタミンB1欠乏により、中枢神経に障害が起きると
『ウェルニッケ脳症』になり、眼球麻痺や意識障害が起こり
昏睡状態に陥ることもあるそうです。
これはアルコールの摂取量が多い人に見られる傾向にあるようです。
ビタミンB1を多く含む食材:
・豚ヒレ肉
・豚もも肉
・うなぎのかば焼き
・たらこ
・エンドウ豆(茹で)
・大豆(茹で)
・松の実
・ヒマワリの種
・玄米ご飯
・海苔
・カブのぬか漬け
・大根のぬか漬け
・そば
ぬか漬けがありますが、これは生野菜よりもぬか漬けにすることで
ビタミンB1が2.5倍~10倍もアップし、効果的にビタミンB1を摂取することが
できるからです。もちろん食べ過ぎると塩分が気になりますが、
運動会や山登りなど、汗をよくかく日に、おにぎりと一緒に食べると
効果的に疲労回復できますよ!!
スポーツマンやよく汗をかく夏は、意識してビタミンB1を摂りましょう。
特に夏場は麺類やアルコール、アイスクリームなど糖質が多い食品を
たくさん摂ってしまう傾向にあります。それらの糖質が、エネルギーとして
使われなかった場合、そのまま排泄されることなく、体脂肪として蓄えられます。